ハルカの心

私は、正直ポケモンが苦手だった
だって、ピカチュウみたいに可愛いポケモンもいたら、ギャラドスみたいな恐いポケモンだっているんだもん!!
でも私、ポケモンが苦手だったくせに旅は好きだったの
素敵な街に出て、素敵な観光をして、美味しいご飯を食べて、おまけに超イケメンの男性に出会って・・・、そんな奇跡的な旅が私の夢だった
ポケモン・・・とかじゃなくて、ただ冒険してみたかった

私はついに決心したの。オダマキ博士にポケモンをもらって、旅に出てみようって!!ポケモンと一緒にいたって別に迷惑じゃないし、冒険できるならそれでいいかも。そんな気分で、私はオダマキ博士の研究所へ向かったわ。
でも、そこには博士の助手さんしかいなかったの。オダマキ博士のいる森へ、自転車でかけていくと、いきなりドカ〜〜ン!!って大きな爆発音。ドキドキしつつもその音の方向へ。そこには、熱を出して危険な状態のピカチュウがいた。そして、ピカチュウのパートナー、サトシがいたの。
私達はピカチュウの暴走を止めて研究所へ戻ったわ。だんだんピカチュウは安静になってきたの。でも私は、なんてったってさっきの騒ぎで自転車を彼に壊されて、もぉ!怒りぶちまけって感じかも!!
でも、サトシはピカチュウのことを凄く心配していて、なんかそれを見てたら私感動しちゃったの。
ポケモンはただの生き物じゃないんだな〜って。ううん、それだけじゃない。サトシって子は、本当にポケモンが好きなんだな〜って。

それから私は、サトシと共に旅をすることになったの。
途中で弟のマサトや、サトシの親友タケシを仲間に加えてね。

冒険って、素敵な街に行くばかりじゃなかったの。
すっごい崖がある場所や、深い森の中、どこだかわからない霧深く。
私の望む旅とは違ったけど、あ、これが冒険なんだって思ったから良いかな。
私たち4人は、本当にいろんな所を周ったわ。

もちろん、そんな中で事件はつき物。いっつも私ばかりピンチになるんだから、運が悪いというか泣けてきちゃうかも。
でもね、それが私にとって幸の始まりだったのかもしれない。
ピンチになったら、命をかけてまでサトシは私を助けてくれた。
サトシは、私がコンテストで敗北したら、わざわざ泣きじゃくる私を慰めてくれた。
1人で危険な森に入って私を守ったり・・・、本当に危なっかしくて厄介なんだから!!
でもね、私、それが嬉しかった。
正直、私がピンチになってサトシに助けてもらえるのが良かった。
私はピンチなんて怖くない、サトシが助けてくれるんだから!
今まで確かにいろいろ苦労したことは合ったけど、サトシの横を歩いているだけで私幸せになれるの。
だから、私が旅の中で学んだことは・・・




やっぱり愛かも・・・

 

アニメの一話の話ですね。
旅をしているうちにだんだんとサトシのことを深く理解し、惹かれていく…
自分のことをよく分かってくれるサトシは、ハルカにとっても本当に大切な人だと思います。
愛を学び、今度はそれをしっかり掴めるといいですね。

Commentator by 冬草


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