ポエム

『月下のふたり・・』

 
ポケモンコンテストで負けたその日の夜
わたしはひとりで歩いていた

雲ひとつない満天の星空
いつもより大きな満月の下
みずうみに金色の月が映っている

ちょっといいかもと思い
みずうみのちかくで座って
キレイな景色を楽しんだ

そこへとつぜん
涙があふれてきた

 
わたしのライバルとの二回目の勝負
初めて出場してコンテストバトルをしたあのときよりも
わたしはライバルを打ち負かしていた

それでも
わたしは負けてしまった

あと少しのところで
負けてしまった

 
それが
悔しくて
悔しくて
わたしは涙をとめることなく泣いた

そこへ
ききなれた声が
わたしを呼ぶ声がした

わたしはすぐにだれか判った

いつもいっしょに旅をして
ときにはケンカを
ときにはいっしょに笑って
ときにはいっしょにタッグを組んだり
まだまだわたしがポケモン初心者だったころ
いろいろとアドバイスをしてくれた
たよりになる先輩トレーナー

あなたがわたしをみつけて
わたしのとなりにいっしょになって座ったとき
あなたはやっぱりわたしを励ましてくれた

いつも
わたしがポケモンコンテストのことで落ち込んだり
失敗をしてしまったりすると
必ずあなたはわたしのかたわらにいて
わたしを励ましてくれる

あなたの励ましがあったからこそ
わたしはここまで追い風にのったようにくることができた

今だって
そう

それが
うれしくて
うれしくて
いつのまにか涙もとまっていた

支えてくれるあなたは
月でたとえると
とても優しいひかりを放つ満月のような存在

わたしは
まだまだ一人じゃなにもできないから
ひかりを放てない新月

それでもいつか
わたしもあなたと同じ
とても優しいひかりを放つ満月のようになりたい

いつかきっと
なれるよね

ううん
ぜったいになってみせる
そして・・
あなたに伝えたい

ありがとう
ありがとう
と・・


 

タイトル通り、結構珍しい(?)詩の形式です。
ハルカの淡い想いが綺麗な文章で纏められています。
幻想的な雰囲気がすごく良いですね。
Commentator by 冬草


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