ハルカが好きなもの

私はサトシが好き

いつからだろうこの気持ちに気がついたのは

旅をしているうちに気がついたのかな?

ううん、たぶん初めて会ったその日から

最初はなんとなく気になってたけど

旅をしていくうちにサトシのことがわかってくる

普段はちょっとにぶいけど・・・

ポケモン達を大切にしていて

バトルの時はかっこよくて

私が悲しい時はすごいやさしくて

サトシは私のことをどう思ってるのかしら?

友達? 仲間? それとも・・・

私はそれをサトシの口から聞きたい

だけど無理よね、だってサトシこういうのはすごいにぶいから

でも、いつか・・・きっと・・・

ホーエンリーグ出場をめざすサトシ達 サトシは今、四つ目のバッジをゲットするためにトウカシティにむかうのだった。

サトシ「よーし、ポケモンもそろったしセンリさんにリベンジだ!」
マサト「まあ、無理だね。パパはあの時よりずっと強くなってるだろうし」
サトシ「俺達だって強くなってるさ、なあピカチュウ?」
ピカチュウ「ピッカー」
マサト「お姉ちゃんはどっちを応援するのさ」
ハルカ「パパには勝ってほしいけどサトシが負けるのもな〜」
マサト「僕は絶対パパだね」
タケシ「まあまあ、誰を応援したっていいじゃないか、それにトウカシティはまだ先だ」
サトシ「タケシ、次の町はなんていう町なんだ?」
タケシ「え〜と、次の町はロックタウンだ」
サトシ「ロックタウン?」
タケシ「ああ、ガイドブックによると宝石がとれることで有名な町らしい」
ハルカ「ええっ!宝石!」
宝石がとれると聞いたハルカは目をキラキラさせる。
タケシ「あ、ああ・・・」
ハルカ「はやく行きましょ!」
サトシ「わ、わかったよ」
マサト「お姉ちゃんこういうの好きだから・・・」
サトシ「だよな・・・」

サトシ達はロックタウンに急ぐのであった。

ロックタウンに着いたサトシ達。
宝石が有名な町だけにあって町には宝石店が多かった。

ハルカ「うわ〜綺麗かも〜」
ハルカは綺麗な宝石に目がくぎづけ。
マサト「やっぱりこうなっちゃうわけね・・・」
ハルカが宝石が好きなことを知っていたマサトは予想どうりという顔をする。
ハルカ「ねえサトシ、この宝石綺麗だと思わない?」
サトシ「いや、綺麗だと思うけど俺、男だからそういうのよくわかんないんだけど・・・」
ハルカ「え〜信じられないかも」
サトシ「そんなこと言われたって・・・」
タケシ「あの〜ここからさきは別行動しないか?」
サトシ「そうだな」
ハルカ「わかったわ、いつもみたいにポケモンセンターで待ち合わせでいいかしら?」
タケシ「ああ」
ハルカ「それじゃあ後でね」
ピカチュウ「ピカピカ」
と言ってハルカは行ってしまった。
タケシ「よし、俺達も行くか」
サトシ「ああ」
マサト「そうだね」

 
〜デパート〜

 
サトシ「タケシ、まずは何を買うんだ?」
タケシ「そうだな〜まず薬とかかな」
      ・
      ・
      ・
    買い物中
      ・
      ・
      ・
タケシ「ふ〜これでひとまず買物は終了だ」
サトシ「結構時間かかったな」
マサト「なんで僕まで荷物持たなきゃならないのさ」
サトシ「しょうがないだろ、たくさん買ったんだからさ」
ガヤガヤ・・・
マサト「なんだろうあれ?」
ガラガラガラ・・・
サトシ「どうやらくじ引きみたいだな」
タケシ「そういえば・・・え〜と、あったあった」
タケシは紙切れをだす。
マサト「なにそれ?」
タケシ「くじ引き券だ、買物したときに貰ったんだ、三枚あるから一人一回ずつできるぞ」
マサト「ホント?じゃやろうよ」
サトシ「え〜と何々一等は指輪か」
タケシ「まあ、当たらないと思うけどな」
サトシ「そうだな」
マサト「じゃまず僕が・・・」
ガラガラガラ・・・
店員「ハズレ〜」
マサト「やっぱり・・・」
タケシ「じゃ次は俺が・・・」
ガラガラガラ・・・
店員「ハズレ〜」
タケシ「がく」
サトシ「じゃ最後は俺が・・・」
マサト「当たらないと思うけどね」
ガラガラガラ・・・
チリンチリン〜!
店員「大当たり〜!」
サトシ「へっ?」
マサト・タケシ『えっ?』
ピカチュウ「ピカ?」
店員「一等の指輪で〜す!おめでとう!」
サトシ「はあ・・・どうも・・・」
マサト「まさか当たるなんて・・・」
タケシ「ああ、驚いたな・・・」
ピカチュウ「ピカ〜」

 
〜ポケモンセンター〜

 
マサト「ふ〜やっと着いた〜」
ハルカ「あらみんな遅かったじゃない」
サトシ「結構買う物が多くてさみんな荷物持ちだよ」
タケシ「まあいいじゃないかくじ引きが出来たんだし」
ハルカ「くじ引き?」
サトシ「あっそうだ、ハルカ、グローブ外してくれないか?」
ハルカ「えっ?別にいいけど・・・」
ハルカはグローブを外す。
サトシ「これハルカにやるよ」
サトシはハルカにくじ引きで当てた指輪をつける。
ハルカ「えっ?いやっあの・・・」
ハルカの顔がみるみる赤くなる。
サトシ「デパートのくじ引きで当てたんだけど俺が持ってるよりハルカが持ってるほうがいいと思ってさ」
ハルカ「え、え〜と・・・その・・・」
マサト「貰っておけばお姉ちゃん?」
ニヤニヤと笑いながらマサトが言う。
ハルカ「え、えと・・・ありがと・・・」
サトシ「いいってくじ引きで当てたんだし」
ハルカ(でもサトシが指輪はめてくれた所、左手の薬指なんだけど・・・)
サトシ「よーし、明日はトウカシティでジム戦だ!」
ハルカ(意味わかってないかも・・・)

ジム戦をするためにトウカシティ戻ってきたサトシ達
そしてハルカとマサトが住むトウカジムの前にやってきた。

 
ハルカ「うわ〜なんか久しぶりかも」
マサト「ママとパパ元気かな〜」
二人は玄関の前に急ぐ。
ハルカ・マサト『ただいま〜』
ミツコ「あら、二人ともおかえりなさい」
マサト「ママ久しぶり〜」
とマサトはミツコに抱きつく。
ミツコ「マサトは大きくなったかしら」
ハルカ「ママ、ただいま〜」
ミツコ「ハルカは女の子らしくなったかしら」
ハルカ「も〜ママったら」
サトシ・タケシ『どうも、お久しぶりです』
ミツコ「あら、サトシ君にタケシ君二人がお世話になってるわね」
サトシ「あっいえ別に」
ミツコ「これからお昼だからいっしょに食べましょう」
サトシ「あっはい」
タケシ「いただきます」

 
〜キッチン〜

 
一同『いただきま〜す』
ミツコ「たくさんあるからどんどんおかわりしてちょうだい」
一同『は〜い』

マサト「・・・それでねその時ロケット団が来てさ・・・」
ミツコ「まあ、大変だったのね〜」
ハルカ「ちょっとマサトあんまりママに心配するようなこと言わないでよ」
とハルカは小声で言う。
マサト「わ、わかってるよ」
ミツコ(あら?)
ミツコはハルカが指輪をしていることに気付く。
ミツコ「ハルカ、その指輪はどうしたの?」
ハルカ「えっ?え〜と・・・これは・・・」
とハルカが言おうとするかどうか迷っているとサトシが
サトシ「俺があげたんです」
ハルカ「ちょ、ちょっと何言ってるのよ」
ハルカの顔が赤くなる。
サトシ「えっ?だってほんとのことだろ」
ハルカ「そっそれはそうだけど・・・」
ミツコ「ああ、そういうことね」
ハルカ「ママ、そういうことって・・・」
ミツコ「サトシ君」
サトシ「はい」
ミツコ「ハルカのことお願いね」
サトシ「はあ」
ハルカ「な、何言ってるのよママ!」
センリ「ただいま〜」
ミツコ「あっ、パパが帰ってきたわ」
ミツコは玄関に向かう。
ハルカ(あ〜もう、パパまで帰ってきてすごい恥ずかしいじゃない!)
センリ「やあ、よく来たねみんな」
マサト「パパおかえり〜」
センリ「ハルカ、事情は聞いた。サトシ君、さあジム戦をしようじゃないか!」
サトシ「はい!」
ハルカ「パパまで何言ってるのよ〜」

ジム戦のためにトウカシティに戻ってきたサトシ達。
そしてついにセンリとのジム戦の時がやってきた。

 
センリ「サトシ君、私を倒せば君のことを認めようじゃないか」
サトシ「はあ・・・」
ミツコ「あらあら、なんだかすごいことになってるわね」
ハルカ「ママ、さっきパパに何話したの?」
ミツコ「ハルカがサトシ君に指輪を貰ったことよ」
ハルカ「なっなんでパパにまで・・・」
ハルカの顔は真っ赤である。
ミツコ「そしたらパパったら「ついにこの時がきたか・・・」って言ってたわ、パパはこうなることを予想してたみたいね」
ハルカ「なっ・・・」
マサト「なんだかジム戦っていうより・・・」
タケシ「私に勝ったら結婚を認めようって感じだな・・・」
ハルカ「ちょ、ちょっと二人とも何言ってるのよ!」
マサト「別に〜それよりお姉ちゃんはサトシを応援しなくていいの?」
ハルカ「な、なんでよ」
マサト「サトシが負ける所見たくないんじゃないの〜?」
ハルカ「そっそれはそうだけど・・・」
マサト「じゃあ応援しないと」
ハルカ「わ、わかったわよ応援すればいいんでしょ!」
タケシ・マサト(あっ壊れた)
ハルカ「サトシー!がんばってー!」
サトシ「おう!」
ハルカ(も〜すごい恥ずかしいかも・・・)
キンジ「それではジム戦を始めます、ポケモンは三体、すべて戦闘不能になった時点で終了です、なおポケモンの交代はチャレンジャーのみ認められます、それでは始め!」
センリ「いくぞサトシ君!」
サトシ「はい!」
      ・ 
      ・
      ・
   ただいまバトル中
      ・
      ・
      ・
キンジ「ケッキング戦闘不能!よってマサラタウンのサトシ選手の勝ち!」
サトシ「やったぜジュプトル!」
センリ「強くなったねサトシ君、これは私に勝った証のバッチだ」
サトシ「ありがとうございます」
センリ「約束通り私は君を認めよう」
サトシ「はあ・・・」
ハルカ「だから何言ってるのよ〜」

 
〜その日の夜〜

 
サトシは外にいた。

サトシ「やったぜ」
サトシはバッチケースを見ながら言った。
ハルカ「サ〜トシ」
サトシ「ハルカ、どうしたんだ?」
ハルカ「こんなところで何してるの?」
サトシ「勝利の余韻にひたってるんだ」
ハルカ「ふ〜ん」
サトシ「何か用でもあるのか?」
ハルカ「え、え〜とちょっと聞きたいことがあって・・・」
サトシ「聞きたいこと?」
ハルカ「えと、左手の薬指に指輪をはめるってなんのことだかわかる?」
サトシ「ああ、プロポーズってやつだろ?」
ハルカ「えっ?し、知ってたの?」
ハルカは真っ赤になる。
サトシ「丁度いい機会だから言うよ、ハルカ俺はお前のことが好きだ、大きくなったら結婚してくれないか?」
ボッとハルカの顔が真っ赤になる。
ハルカ「うん、私もサトシのことが好き・・・」
サトシ「ほんとか?」
ハルカ「うん、だからちゃんと約束守ってね」
ちゅ
ハルカはサトシにキスをする。
サトシ「ああ、絶対守るよ」
その後二人は寄り添って星を見ていた。

 
〜次の日〜

 
サトシ「それじゃあお世話になりました」
ハルカ・マサト『パパ、ママいってきま〜す』
ミツコ「気を付けていってらしゃい」
センリ「サトシくんハルカとマサトを頼んだよ」
サトシ「はい!」
タケシ「それじゃあ、そろそろおいとまします」
センリ「ああ、気を付けて」

サトシ達の旅はまだまだつづく・・・


 

いや〜やってしまいましたセンリパパがサトシを認める話。
もうちょっと長くしようかな〜とは思いましたが
あんまり長くは出来ませんでした。
でも結構サトハルができたかな〜と自分では思います。
次回もこんな感じで小説を作っていこうと思います。
Commentator by ヒデト

 
サトシとセンリのハルカを巡る対決(!?)。
来ましたね、サトシVSセンリだとやっぱりこういうのを妄想してしまいますw
センリさんも、サトシのことをしっかり認めているんでしょうね。
Commentator by 冬草


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